10月22日 オリオン座流星群

10/22　PM3:00

カランコロン･･･

天文台のもとおさんがやってきました。

「いらっしゃい。今日は思ったより晴れなかったね。」

「うん、でも夜からは雲が切れそうだからよかったよ。

明日の明け方に流星群がやってくるから、長めの昼寝から

今、起きたところ。おはよう。」

「おはようございます。じゃあ、朝ごはん･･･かな。」

「お願いするよ。」

しょうさんは、サンドイッチの用意を始めました。

「今度の流星群は、星の屑たまるかしら。」

「オリオン座流星群。かなり降るみたいだから

星の屑も期待できそうだね。」

「私も流れ星、見てみようかな。」

「しょうさん、早起きだから見られるかもしれないよ。」

「じゃあ、明日はちょっと早めに起きよう。」

「いい匂いがしてきた。」

「焼きリンゴです。シナモンの匂いかな。

紅茶との相性がめちゃくちゃいいんですよ。

まずは、サンドイッチをどうぞ。

りんごは、焼きたてあつあつを食後に出しますね。」

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スクランブルエッグの黒パンサンドイッチ

きのこと塩豚のミルクスープ

ほうれん草のバターソテー

紅茶

焼きりんご

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もとおさんはサンドイッチをほおばりながら楽しそうに星の話をしています。

「実はね、今、天体球を作っているんだ。」

「天体球？って何ですか。」

「星の地図のようなものだよ。」

「地図ですか･･･。じゃあ、星の住所なんかもあったりしてね。」

「いいところに気がついたね。」

しょうさんが「やば」っと思ったときには、もとおさんの講義が始まっていました。

「星の住所、あるんだよ。

星表っていってね、恒星の天球での位置やスペクトル型、視差という特性を記載したもので、恒星目録とも呼ばれているんだ。」

「あ、あ、もとおさん。

焼きリンゴ焼けたよ。あつあつのうちに食べて、食べて。」

しょうさんは、焼きたての焼きリンゴをもとおさんに渡しました。

「おお。これはおいしそうだ。

早速いただくことにするよ。」

焼きリンゴの残りをLパイ生地に包んで、アップルパイを作り始めました。

「しょうさん、この焼きリンゴ、おみやげに出来るかい？

すごくおいしい。

今晩、バーキングのリーさんと星を見る約束をしているんだ。

一緒に食べたいと思って。」

「今、アップルパイにしているところですよ。テイクアウトできます。

5時過ぎでよかったらお届けしますよ。」

「ありがとう。お願いするよ。

お腹がいっぱいになったら、また眠くなってきちゃったよ。」

大きなあくびをぷあーっとして、もとおさんは帰って行きました。

アップルパイと、何かもうちょっとつけようかな。

しょうさんはお弁当BOXを出して詰め始めました。

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アップルパイ

ケチャップライスのチーズ入りライスボール

パプリカとブロッコリーのマリネ

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黄色いパプリカでお星様作ろう。

流れ星、たくさん降りますように。